為替とは、現金を移動することなく、取引や決済をする方法のことです。銀行振込や振替、手形の決済などで現金を動かさないで取引する方法がいくつかありますが、それらは為替ということになります。為替は昔から行われていた方法です。中世では、離れた地域にいる人同士がお金や米などの取引を手形や小切手で決済していました。このことを「交わし」と呼ばれていて、それが「為替」の語源になったと言われています。
為替には、もう1つの意味があります。通貨同士を交換するという意味で、日本円と米ドルなどを交換することです。各国には、その国の通貨があります。国内ではその通貨を使用しますが、外国に行くと、そこの国の通貨を使います。その際に、自分の国の通貨で相手国の通貨を購入する、つまり両替をして相手国の通貨を使うことになります。このことを「外国為替」と言います。
為替はこのように、異なる2国間の通貨を売買しますが、このことを「外国為替取引」と呼んでいます。海外旅行で日本円を旅行先の国の通貨に両替することや、海外でクレジットカードで買い物をした時に、引き落とされる価格はその時の国のレートで計算された価格が落とされます。これらも「外国為替取引」になります。
為替を利用した取引で利益を得る方法があります。従来は外国為替市場は個人が簡単に参加できるマーケットではありませんでした。ところが1998年に外為法が改正され、個人でも自由に為替取引ができるようになりました。その結果、外国為替の取引ができる商品が増えてきました。
為替の取引で利益を得る方法には「外貨預金」や「外貨MMF」「外国債券」「外国為替証拠金取引」があります。その中でも注目されている外国為替証拠金取引は英語で「ForeignExchange 」と呼ぶためにFXと呼ばれています。資産運用の方法はいろいろありますが、その中でも特に注目されている方法ですので、FXという文字を見かけた人も多いのではないでしょうか?預貯金ではなかなか資産を増やすことができない現代において、株取引や外貨預金を始める人が増えています。その中で、外国為替証拠金取引は少ない資金で、資金の何倍も増やせる方法として注目されています。